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自分のチームを持つ喜び~おやぢゲーマーもウェルカム
あさって22日に最新作「暁の女神」が発売されるフィイアーエムブレム。その前作に当るのがこの「蒼炎の軌跡」です。僕も当初はあまり注目していなかったのですが、Wii版とストーリーがつながっていると聞き、「感情移入が全て」のシリーズなので、とりあえずGC版をはじめてました。ところが、遊んでみると予想以上に面白く感じました。最近の余暇は全てこれに削られた感じです。 もともと1作目からリアルタイムで遊んでますが、ファイアーエムブレムシリーズに共通する魅力は、自分のチームで行う戦争ごっこ+各キャラクターへの思い入れだと思います。これには少年時代に将棋やスポーツなどで培った「チームを作って戦う」というものへの憧れを引きずっていると思います。人間の性差に関する深い理由があるのかも知れませんが、とにかく「男の子は戦争(ごっこ)好き」というのは今も昔も変わらないのではないでしょうか。 基本はキャラクターを育てながら各地を転戦していきます。システムはほぼシリーズ共通の仕様で、3Dになったことと闘技場が無くなったことぐらいが変更点でしょうか。キャラクター同士の会話や個別のスキルシステムというものも導入されていますが、それほど煩雑なものではなく十分に「ながらプレー」が楽しめます。純粋なSRPGの基準からすると甘いバランスかもしれませんが、社会人ゲーマーには程よい難易度です。チュートリアルもあるので、全くの初心者もOKです。(ゲームレベルは調整できるので、真性ゲーマーにも対応)。 最初は小さな傭兵団だった主人公たちが徐々に強敵を打ち破っていくストーリーも、それほど意外性はありませんが、そこそこ説得力があって及第点だと思います。特に主人公が朴念仁だというのが気に入りました。恋愛要素も無いわけではありませんが、恋愛要素があまりクローズアップされすぎるとゲームが変わってしまうのでこれくらいでちょうど良いです。キャラクターの意外な側面は、支援会話という形で楽しめます。長さは30時間でクリア可能です。落ちは多少不可解ですが、ファンタジーRPG的な「いつものオチ」が無いのは正解だと思いました。 不満点としては、ムービーがやや微妙な点でしょうか。トゥーンレンダリングが施されたムービーは悪くは無いのですが、正直、本当に必要かどうかは微妙なところです。グラフィック的にも、PS3やX-BOX360ならこれぐらいリアルタイムで動かせそうです。あと、これはこういったライトファンタジー全般に言えることですが、キャラクターの描き分けの面で必然性があるとはいえ、青や緑の髪の毛のキャラクターには違和感があります。特に3Dで動きがリアルになった分、特にそう感じるのかもしれません。 全体的には、程よくマイルドで、バランス・マニアック度・グラフィック・システムなどもバランスが取れており、「初代からSFC版までは遊んだけれど、それ以降はやっていない」というおやぢゲーマーでも安心して遊べます。Wii版はさらに洗練されているようなので、楽しみにしています。 <ファイアーエムブレム 暁の女神> 読書ノート評価 : 70点 短評:Wiiで遊ぶ場合、GCコントローラーとメモリーカードが必須です(新品を買う と都合4000円弱かかるります)。有線なので娘が引っ張って本体を床に叩きつける事件が二度三度。 #
by kyura130
| 2007-02-20 20:34
| ゲーム
なぜか心に残る作品
本作品は、一部では人気を博している(らしい)メタルバンドを題材にしたギャグ漫画です。僕もラジオでどこかのバンドメンバーが薦めていたので読んでみました。題材的には、典型的な不良もの(不良タイプのキャラが巻き起こす現実とのギャップを楽しむ)+変身ものタイプで、少年漫画としては王道というか平凡というか、少年・青年誌の完成されたパターンが多数混じっているように思いました。 大筋は、本当はカヒミカリイのようなポップスをやりたい主人公がその分野では認められず、逆にやりたくないメタルでカリスマとなり、苦悩するストーリーです。なぜ、メタルをやるようになったかは一巻では語られていませんが、メイクを落とした現実の自分で失敗→メタルで大ウケというのが基本パターン。普段は大人しい少年が「SATUGAI!(殺害)」とシャウトする姿はかなり面白いです。 この漫画、人気の秘訣は意外に深い人物描写でしょうか。「やりたいこととやれることのギャップ」というのは、社会人になると多かれ少なかれ必ず味わうものですが、その辺が共感を呼んでいる気もします。また、単純にメタルメイクで歌う姿はある種の変身願望を満たし、現実を破壊するカタストロフィを感じることができます。 ただ、深いと言っても基本はギャグ漫画なので過剰な期待は禁物。メタル版のだめまでは行ってないです。また、シモネタも連発するので、嫌いな人は初めからダメでしょう。ただ、見かけほどキツくはないので、比較的広く受けるかな? と、思ったりもしてます。僕は結構好きですが……。 <デトロイト・メタル・シティ(1)>AMAZON 読書ノート評価:55点 短評:伝説のメタルバンドとのメタル・バトルの回が好きですね。ちょっと、「イッパツ危機娘」入ってますが(笑)。 #
by kyura130
| 2007-02-13 21:46
| コミック
正真正銘椎名氏の日記です
スーホの白い馬という話をご存知でしょうか。僕の小学校時代の国語の教科書に乗っていたので、同じ年代の方でしたら割と知っている方も多いかもしれません。話の大筋は、速くて賢いスーホの白い馬が、ある時王様に取り上げられてしまうのですが、白い馬は自力でスーホの元に逃げ帰ってきます。しかし、その時に弓に射られ、絶命してしまう悲しいお話です。確か、死んだ白い馬から馬頭琴という楽器が生まれた・・・というオチだと記憶しています。 この馬追い旅日記には、その白い馬のお話から刺激を受けた椎名氏が、映画「白い馬」を完成させるまでの舞台裏が綴られています。実際に、「スーホの白い馬」は映画では劇中劇になっており、モンゴルで生きるある家族の物語が主なストーリーです。 さて、肝心の本の内容ですが、本当に「多忙な作家の日記」であり、それ以上でもそれ以下でもありません。小説的な落ちもないですし、面白そうな人物が現れても突っ込んで描写されることもありません。本当に淡々と「映画を撮った」「プロデューサーともめた」「小説を書いた」「飯を食った」「小説の選考会に出た」ということが書かれているだけです。 文章は軽いのですが、ひきつけるものがなく、僕も読了まで3ヶ月もかかりました。椎名氏のファンであることはもちろん、「白い馬」の映画の舞台裏に興味があり、且つ、作家の日常に興味がある、ということが面白く読める前提条件でしょうか。 余り積極的に人に薦められる本ではありませんが、いつもの椎名節は堪能できるので、ファンであれば消極的にお薦め(?)します。個人的には、途中の一文「この店は、冷やし中華を年中売ることにしたらしい。それは素晴らしいことだ」という内容のフレーズがなぜか印象的です。 <馬追い旅日記>AMAZON 読書ノート評価:35点 短評:この作中で「アドバード」の映画化の話があるのですが、どうなったんでしょう? 実は最近、椎名SFが映画化されるという噂も聞いたことがあるのですが。 #
by kyura130
| 2007-02-08 22:23
| 小説/読物
麗しきSF世界
その世界の人間の年齢はマイル(距離の単位)で現されている。なぜか? 彼らが住む都市は、常にあるポイントを目指して移動しないといけない。それはなぜか? 彼らの世界では太陽や大地を始め、色んなものが歪んで見える。いったいどうしてだろう? 逆転世界は、上記の謎を5部構成で解き明かしていくSFサスペンスとでも言うべき作品です。一見突飛な設定ですが、徐々にその必然性が明らかにされていきます。レールを敷いて、巨大な都市を移動させる人々、そこには奇妙な秩序があって、整然と作業が行われていきます。この光景を想像して、ワクワクできれば、約420Pが一気に読めてしまいます。 僕はSFは好きですが、サスペンスなどのジャンルに比べると、かなり読書量が少なく、すぐに思い出せるのは、フィリップ・K・ディックや以前に紹介したハイペリオン、渚にて、紹介はしてませんがシーフォートシリーズや「次の岩に続く」といった作品、後は椎名誠作品や日本のライトなSFぐらいです。そういった作品と比べても、本書は確実に読みやすい作品です。5部構成で短く区切られているからかも知れませんが、SF的設定以上に人間ドラマを大事にしているからではないでしょうか。ラストの寂寥感はSF世界独特のもので深く印象に残りました。 もちろん、軽いミステリー専門の方にはお薦めしにくい部分もありますが、ゆったりとSFの魅力を楽しむのにぴったりの一冊だと思いました。 この作品は、atomさん(テレビゲームあれこれ日記)に頂きました。本当にありがとうございました。 <逆転世界>AMAZON 読書ノート評価:67点 短評:アイデアの核はSFですが、それ以外は合理的な説明があるのでスッキリしました。主人公がちょっと可哀想な気が……。 #
by kyura130
| 2007-02-03 19:13
| 小説/読物
突発的な草創作シリーズ第2弾は、ポエム風不思議4コマ漫画「竜と散歩」です。鉛筆で書いた原画を取り込んで、Adobe Illustrator10でなぞって彩色してみました。 青空に雲がのんびりと浮かぶ涼しい世界で、ただ静かに暮らしている大きい竜のなんだかよく分からない日常……というのがコンセプトですが、それこそ良くわからない設定です。 「自分で読んでも面白いか?」と、聞かれると「これだけでは何とも言えないが、正直、面白くなさそう」などと思ってしまいますが、その辺が「草」という感じ? のんびり進めて生きたいです。 続きは「草小説KY」ページにて。お暇なら一度。 #
by kyura130
| 2007-02-02 23:58
| コミック
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