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長らく凍結していましたが、下記のページに移転しました。(まだまだ試運転中ですが)
今度は、5人の友人との合同ブログなので時々現れています。友人の映画批評なども早いのでぜひ、ご覧下さい。 >>映画・書評・これが俺たちの生きる道 #
by kyura130
| 2008-03-19 23:52
| 雑談
バカって幸せ?
好きなように生きて誰も傷つけない。他人に気を使わないけど、無視したりもしない。人生を深く考えさせられるが、説教はしない。東京の巣鴨に住んでいるのに、なかなか会えない。でも、突然隣に座っていたりするバカ姉弟。実にキュートだ。 感動とはちょっと違う バカ姉弟は、東京・巣鴨に住む天真爛漫な幼児二人のシュールな日常を、ジンセイの含蓄たっぷりに描くギャグ漫画。ちょっと懐かしさを感じさせる画風に読めないストーリー、可愛いとも微妙に違う、この不思議な作風。一度読んだら誰もが忘れられ無くなると思います。5巻のラストは、何気なく感動させられるのですが、よく考えると何か違う。確かに心動かされたけど……感じているのは、憧れ!? それは自由 通常は4ページで1エピソードになっており、ほとんど4コママンガのノリ。何気なく、町の人たちが「あらバカ姉弟、元気?」なんて気軽に声をかけているのが素敵です。二人の両親は海外に居て家には不在ですが、お金はあるので飲み屋で豪遊し、高級ホテルに泊まる。でも、やたらと庶民的だったりもする。思うに、思ったとおりに生きられない大人たちは、この二人に真の「自由」を映しているのではないでしょうか。僕が感じたのも何ものにも縛られない二人に対する憧れのような気がします。 ネタは幅広い この作品、笑いのネタとなっているものが非常に幅広い。例えば、おねいが麗子微笑というギャグを披露するシーンがあるのですが、もとは大正生まれの洋画家・岸田劉生の作品で、強烈なインパクトがあります。僕もそういえば、美術の教科書で見たような気もします。他にもカモメのジョナサンや漫画「AKIRA」が出てきたり、元ネタを探るのも楽しいです。 二人のゆくえ 非常にイノセントな展開をする漫画ですが、全編に共通するあるサスペンスがあります。それは、「姉弟は両親に会えるか?」というものです。この両親は常に謎の人です。しかし、この5巻では衝撃の展開が。そこは読んでのお楽しみですが、実はこれで完結か? と思わされる展開なのです。ところが、ヤングマガジンでは連載が再開された模様! 続きが非常に気になりますが、とりあえず、皆さんもバカ姉弟に出会って幸せになってください。 <バカ姉弟(5)>AMAZON 読書ノート評価:85点 短評:僕の好きなエピソードは、怪しい訪問販売のお兄さんと海に行くエピソードと、バカ姉弟のお土産のヘルメットをかぶっているお爺さんお婆さんのシーン。「ぼのぼの」にも通じる不思議な魅力をぜひ。 #
by kyura130
| 2007-05-23 21:13
| コミック
誰の中にもあるプチ邪悪
自由に読めるホラー短編集 本作品は、モダン・ホラーの帝王と呼ばれるスティーンブン・キングの短編集です。本来は「第4解剖室」という作品集と合わせて一冊の本だったようで、こちらは後編に当たります。ジャンル的には短編ホラー集という風になるでしょうか。バラエティ豊かな「恐怖」が7編に渡って味わえます。 スティーブン・キングという世界観 僕が思うにスティーブン・キングの作品は大体低俗で反社会的、且つ悪趣味です。これはもう、作者本人が「そんなひと」だと思うのですが、これだけでは単なる猟奇趣味のB級作家です。キングがB級に留まらないのは、そのどうしようもない俗悪さの中に、あけすけな人間の本性が現れている(……ような気がする)からだと思います。つまり、誰でも持っている人間の獣な側面を極めてオープンに見せてくれる鏡のようなものです。 サイコホラーにスプラッタ、古典的怪談まで 本作品では、短編ごとにホラーのジャンルが違います。「なにもかもが究極的」はSF的なある陰謀のお話、「L.Tのペットに関するご高説」は夫婦の決裂を描いてますが、結末に不気味な余韻が残ります。「道路ウイルスは北に向かう」「1408号室」はどちらかといえば古典的な怪談で、悪霊が出てきます。「例のあの感覚……」と「幸運の25セント硬貨」は1アイデアによる作品。前者はややシュール、後者はホラー要素の無いお話です。そして、僕が最もキングらしいと思ったのが血みどろスプラッターの「ゴーサム・カフェで昼食を」で、滅茶苦茶すぎて笑ってしまいましたが、娯楽性は一番でした。 キリスト教文化圏における恐怖とは 僕がいつも感じる外国ホラーの違和感は「絶対悪=サタン」の表現です。今回の作品でも、絶対的に邪悪な存在が出てきますが、そもそも日本人には絶対悪の観念が無いと思うので、ピンと来ないのです。対して、日本の恐怖の源は相対的なもので、「怨念」や「呪い」「無念」などが源になっていると思います。逆にその違和感が独特の面白さとも言えますが。 とにかく、一度でもスティーブン・キングの作品を読んだことのある方なら、いつものあの「感じ」が味わえると思います。それは極めてアメリカ的で、決して道徳的に褒められた内容ではありませんが、まあ、道徳的に褒められた内容のお話は大抵面白くないと相場が決まっていますので、こっそりお薦めします。 ※この本は、Lazybugさん(from:Lzybug - Journal)に頂きました。まだ後2冊ももらってます。両方とも楽しみだなぁ。 <幸運の25セント硬貨>AMAZON 読書ノート評価:58点 短評:この短編集がきっかけでもっとキングが読みたくなり、あの名作映画「ショーシャンクの空に」の原作(刑務所のリタ・ヘイワース)が収録された「ゴールデン・ボーイ」という文庫も買いました。また、読みましたら紹介したいと思います。 #
by kyura130
| 2007-05-14 00:25
| 小説/読物
スキンの修正を決心して約2週間。精根尽き果てました。全てのHTMLとCSSに自分で本を買って注釈を加え、ブログのイメージを考え、イラストを描いて……。
それでも、まだ、表の外側のボーダーのカラーが設定できないとか、細かい設定がいい加減だとか、そもそもこれでいいのかとか、不満はいっぱいありますが、デフォルトのデザインよりは自分らしい感じかなとは思います。 タイトルの変な生き物は一応イメージキャラクターとして僕が描きました。リーノという名前で本を読むというだけの適当な設定です。実は頭にかぶっているのはのり缶だとか、読んでいる本は武装島田倉庫だとか、かなり意味不明。元の色は紫と青で、中国の役人(?)的です。 リーノ=キュイ、本を読む変な生き物。好きなものは晴れてるのに暑くない日の散歩と紅茶にミルクを入れてかき回したときにできる渦巻き、嫌いなものは床に落ちてどこに行ったかわからなくなる油の回ったクリスピー・チキンの衣の破片と陰口。 何はともあれ、今後ともどうぞよろしく。本当はジャンル分けを細かくしたいのですが、21日から新しい仕事が始まるので、いつになるか分かりません……。 #
by kyura130
| 2007-05-14 00:00
| 雑談
僕がホームページデザインで避けて通っていたこと=タグの勉強&CSSの勉強
まさか、ブログがきっかけで勉強することになるとは……。 と、言うわけで、現在デザイン研究中です。しばらくは見苦しい状態が続くと思いますが、よろしくお願いします。 でも結局、元に戻ったりして……。 #
by kyura130
| 2007-05-11 00:43
| 雑談
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